2007.07「本家よりひくい家」

GALLARY archive 03

本家前面の木造2階、一戸建ての住宅です。

本家より低い建物にする。天井を低く感じさせない。外の景色を室内に取り入れる。
本家とのかかわりを感じる。家族の気配を感じる。時間の流れを光で感じる。 遊び心がある。
等の思いを受け、かたちにしました。

淡路島に存在する本家建ちの家は通常の2階建ての家の高さより低い場合がほとんどです。
これより低く2階建の家を建てるには、それなりの高さ制限を受けます。
ここでは、お客さまと話し合い、高さの制限を利点とし、高さでアクセントをつけながら、遊び心を加えていくことにしました。

リビングなど大きな部屋は、2階建てという感覚ではなく、天井の高い平屋建ての空間に、段差のある畳コーナーやロフト等を重ねる感覚で設計しました。
やさしく家族の気配を感じるようにも気を配っています。
プライバシーを保ちながら外の景色を取り入れ、光で時間を感じられるよう窓を配置しています。

手前がリビング、構造的な両際の壁をはさんで、奥がキッチン&ダイニングとなっています。この両際の壁が、軽い目隠しにも役立っています。
奥の窓に映っているのが本家で、間に庭があります。ここに縁を設置して、夏には皆さんで、すいかを食べる予定だそうです。

キッチンから見た写真です。

ロフトの写真です。

夜の外観です。